It's Only Taxi Driver, But I like it

タクドラになる。そしたらどーなる。めざすはデニーロ。

タクドラのウンコンカン(343〜354)

タクドラにとって必要なもの・・

それはウンコンカンである。

というアリがたい教えを賜ったことがある。

それでは、ひとつづつ考えてみよう。

ウンってのは、いわゆる“運”だが

なかなか思うようにならんもんである。

つい先日もこのような事例があった。

いつものよに駅で付け待ちしてると

なにげに近よってきた一人のオっさん・・

(いいスーツで金持ってそうな感じ)

「K市のRホテルまで1万でいくかいな?」

K市・・40km以上・・上客・・

すばやくドアを大きく開け放って

「いやっいきますいきますどーぞどぞ」

と答えると、オっさんは余裕をみせ

「あっそ、いやでもJRで間にあうかな」

とかいうので、あせりつつも笑みで

「いやまあ、とりあえずどーぞどーぞ」

なんとか誘い込みに努めたものの

「ちょっと時間だけ見とってみろかな」

といいつつ駅構内へ入ってった・・その隙に

レジ袋さげたオバさんが乗りこんで、620円。

これだけなら笑って許せる範囲だが・・

・・数時間後、駅で次に付けてた先輩に遭遇

「あのオっさん、なんいいよったとーw」

「いや、K市のRホテルまでて・・」

「あーそやったん、乗せたよーwww」

「・・・・・・・・・・・へっ?」

「えーと、8110円やねーwwwwwww」

と、領収控えを見せつけられて・・戦意喪失。

・・かようにウンを取り込むのはムズかしい。

コンというのは、いわゆる“根”であり

タクシーというのは小銭商売であるゆえ

こつこつ回数を重ねることが大切・・らしい。

そーいえば我が社の稼ぎ頭Hさんは

「気ぃついたら18時間連続走行しとったw」

なんてへらっとのたまわったりするけど

いやそりゃちょとムリ・・としかいえないし

私的にもっとも苦手とするものである。

そしてカンは、いわゆる“勘”であって

右にいくか、左にいくか、それとも休むか

シックスセンスを働かせねばならない。

これはギャンブルに通じるとこもあり

なんかわかるよな気もするんだけども

カンだけでやっていけりゃあ苦労ないぜ。

そんなこんなで、ウンコンカンなのだが

私的体感比率として、だいたい【7:2:1】

ってとこじゃないだろうか。つまりほぼウンw

ならば、もっとコンとかカンとか磨かねば・・

なーんて殊勝なこと考えるはずもなく

お気楽にやってけるのもタクドラであったw

【6月】435,940(11勤)+49,940(指公)= 485,880(平均:40,498)

梅雨のジューンだというのにあんまし雨に恵まれず

ウンなくコンもカンもないままじゃ、まあしゃーないかw